ソニーが連日の新高値、外国人買いの有力対象として浮上

　ソニー<6758.T>が連日の年初来高値更新。株価は前日にリーマン・ショック直前の２００８年９月以来となる４０００円大台復帰を果たしたが、目先達成感からの売り物をこなし、なお上値を慕う強さをみせている。ゲーム関連事業が収益牽引役を担うほか、前期に赤字だった半導体事業も急改善の方向にあり１８年３月期は営業利益段階で前期比７割を超える増益を見込む。ここ国内外の証券会社が同社株の目標株価を相次いで引き上げる動きをみせていることも株価の先高期待につながっている。有機ＥＬテレビへの７年ぶりの再参入も話題となるなか、最近は売買代金にも厚みが加わっており、「ここ日本株に買い攻勢をかけている海外投資家の物色対象として有力視されている」（準大手証券）もよう。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）