【売り】シャープ:業績悪化の8月は売りが勝率71%
要旨
最近は値上がりの続く展開が続いていましたが、統計的にも売りが優勢。ここは売りを仕込んでおきたいところ。
シャープ株式会社とは?
大手電機メーカー。AV機器、PC、家電などを展開。PCではMebiusが有名。
最近のトピック
7月17日メリルリンチが投資判断を売りから中立へと引き上げたことから、上昇の兆しが見えましたが、その直後、17日夜に毎日新聞が「4〜6月期は百数十億の赤字」と報道。業績回復の遅れが嫌気されている。
どんな値動きをしているの?
5月以降、250円付近を推移していた株価は急激に上昇しており7月18日時点で321円にまで上昇しています。
ここがポイント!
統計的にも売りが有利
過去14回、8月初めから終わりにかけて株式を売却した場合の勝率が71%と非常に高いことが分かっています。損した取引も4回ありましたが、その際の平均損失は3.11%と利益幅と比べれば半分以下と小さめ。データ上ではアップサイドも小さいことから、売りが有利と分かっています。
まとめ
以上の理由より、8月中は売りで攻めていきたいところ。
留意点
統計的に優位ではあるものの、上昇となる可能性があるためロスカットは必須です。また、詳しい売買手法に関しては次項を参照して頂ければ幸いです。
統計解析の結果の概要
利用した戦略:8月厳選注目銘柄
検証期間:2000年1月4日~2013年8月31日
取引回数:14回
対象銘柄:【シャープ】
売買手法:8月初め寄付売り→8月末引成買い
勝率:71%
勝ちトレード平均利益:+9.6%
負けトレード平均損失:-3.1%
平均損益率:+6.0%
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