富士通が堅調、「会津若松Ａｋｉｓａｉやさい工場」の取り組みに関心

　富士通<6702.T>が堅調。同社は１８日、食・農クラウド「Ａｋｉｓａｉ（アキサイ、日本語通称・秋彩）」を活用した完全閉鎖型植物工場「会津若松Ａｋｉｓａｉやさい工場」を農商工医や教育分野との連携により新たな価値を創造するオープンイノベーション拠点として強化することを発表した。
　同社では秋田県立大学と新たな低カリウム野菜を開発するための共同研究を８月１日より開始しており、秋田県立大学出身の研究者を「会津若松Ａｋｉｓａｉやさい工場」へ招聘するなどの連携により、栽培方法を研究し実用化していく。また、経営判断を促すソリューション「環境経営ダッシュボード」を１０月より導入し、「会津若松Ａｋｉｓａｉやさい工場」における生産や経営の全体最適化も目指す方針で、先進農業への取り組みが注目されそうだ。

富士通の株価は９時４２分現在７３９．５円（△１．５円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）