オムロンが急反発、１７年３月期営業利益予想を一転増益へ上方修正

　オムロン<6645.T>が急反発し、昨年来高値を更新している。１月３１日の取引終了後、１７年３月期の連結業績予想について、売上高を７６５０億円から７８００億円（前期比６．４％減）へ、営業利益を５５０億円から６４０億円（同２．８％増）へ、純利益を４００億円から４４０億円（同７．０％減）へ上方修正し、減益予想から一転して営業増益予想としたことが好感されている。

　制御機器事業の見通しを大幅に上方修正したことに加えて、ヘルスケア事業も堅調を維持する見通し。また、足もとの円安を反映させたという。なお、前提為替レートは１ドル＝１１０円（第３四半期累計１０６．９円）、１ユーロ＝１２０円（同１１８．７円）。

　あわせて発表した第３四半期累計の連結決算は売上高５６８６億８７００万円（前年同期比７．４％減）、営業利益４５８億１５００万円（同３．７％増）、純利益３０６億１６００万円（同９．６％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）