東芝が一時１２％安、機関投資家の見切り売り観測も

　東芝<6502.T>が一時、前日比１２％安と急落。前場１０時過ぎからは一段と売り物が膨らみ、後場に入り前日比２４．７円安の１７８円まで値を下げる場面があった。この日、１９９円４０銭と抵抗線と見られていた２００円ラインを割り込んでスタートしたことで新たな下値を模索する展開となっている。東証２部への降格の可能性も出るなか、同社株には国内機関投資家などからの売り観測も出ている。「３月決算が近づくなか東芝株の見切り売りに機関投資家が出てもおかしくない」（アナリスト）という。市場には、下値のメドとして昨年２月につけた１５５円を挙げる見方も出ている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）