平和、上期経常は黒字浮上も対通期進捗は過去平均を下回る

　平和 <6412> が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は48.4億円の黒字(前年同期は46.9億円の赤字)に浮上したが、通期計画の214億円に対する進捗率は22.6％にとどまり、5年平均の58.6％も下回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比57.8％増の165億円に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は5.1億円の黒字(前年同期は2億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.2％→1.4％に改善した。

株探ニュース