化工機、今期最終を54％上方修正

　三菱化工機 <6331> が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。19年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結最終利益は前年同期比62.9％減の5.1億円に大きく落ち込んだ。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の6.5億円→10億円(前期は29.4億円)に53.8％上方修正し、減益率が78.0％減→66.1％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終利益も従来予想の6.1億円→9.6億円(前年同期は16.7億円)に57.4％増額し、減益率が63.5％減→42.6％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結最終利益は前年同期比4.4倍の4.7億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の2.3％→5.1％に改善した。

株探ニュース