決算マイナス・インパクト銘柄・引け後 … 出前館、高島屋、ＹＥデジタル (6月25日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある銘柄である。株価が決算発表前日の6月24日から25日の決算発表を経て28日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　出前館 <2484>
　21年8月期の連結最終損益を従来予想の130億円の赤字→215億円の赤字(前期は41.1億円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前期末の純資産を75.5％毀損する規模となった。

▲No.2　パレモ・ＨＤ <2778>
　22年2月期の連結最終損益を従来予想の1億円の黒字→3.5億円の赤字(前期は18.8億円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<2484> 出前館 　　　　ＪＱ 　 -13.55 　　6/25　　　3Q　　　　赤拡
<2778> パレモ・ＨＤ 　東２　　 -6.34 　　6/25　　　1Q　　　　赤縮
<2354> ＹＥデジタル 　東２　　 -2.44 　　6/25　　　1Q　　　　黒転
<6279> 瑞光 　　　　　東２　　 -1.13 　　6/25　　　1Q　　　　黒転
<8233> 高島屋 　　　　東１　　 -0.46 　　6/25　　　1Q　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした28日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース