ホソミクロン、今期経常を一転12％増益に上方修正

　ホソカワミクロン <6277> が8月6日大引け後(15:00)に決算を発表。21年9月期第3四半期累計(20年10月-21年6月)の連結経常利益は前年同期比62.2％増の45.1億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の40億円→56億円(前期は50億円)に40.0％上方修正し、一転して11.8％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13億円→29億円(前年同期は29.8億円)に2.2倍増額し、減益率が56.3％減→2.8％減に縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比2.4倍の18.2億円に急拡大し、売上営業利益率は前年同期の6.3％→11.1％に大幅改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　第3四半期累計期間までの実績を踏まえつつ、足下の受注環境や受注残高の内容等を精査いたしました結果、売上高、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益ともに前回予想を上回る見込みとなりました。（注）上記の業績予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる可能性があります。