平田機工 [東証Ｐ] が11月11日大引け後(15:10)に決算を発表。23年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比19.8％減の22.5億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の29億円→50億円(前期は42.5億円)に72.4％上方修正し、一転して17.4％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比89.6％増の27.4億円に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の50円→85円(前期は65円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比27.1％減の11億円に減ったが、売上営業利益率は前年同期の7.1％→7.6％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　売上高は期初予想と同水準での着地を見込む一方、各利益については原材料価格や物流費用の高騰等の影響はあるものの、売上原価の低減努力や予定していた研究開発費を含む管理間接部門の各プロジェクトの見直し等、販管費の抑制策等にも注力した結果、期初予想を大きく上回る水準に上方修正いたしました。