ハイアス＆Ｃｏが急落、１７年４月期は２ケタ増収増益見込むも利益確定売り

　ハイアス・アンド・カンパニー<6192.T>が急落。１４日取引終了後、１７年４月期の連結業績予想を発表し、売上高は３８億８４００万円（前期比２１．７％増）、営業利益は２億８９００万円（同１８．７％増）、最終利益は１億８４００万円（同２８．３％増）と２ケタ増収増益を見込むも、５月下旬から６月７日まで株価は５００円上昇していることから目先では利益確定の売りに押されている。

　同社は住宅に特化したコンサルティング会社であり、今期は事業ノウハウやシステムをパッケージ化した「ビジネスモデルパッケージ」での新規導入会員の本格稼働と既存会員企業の受注増加によるロイヤルティーなどの増加を見込む。また、「経営効率化パッケージ」は既存のメニューを強化し、会員企業の満足度を高めて会費収入の安定化を図り業績へ寄与する。

　なお、１６年４月期連結決算は売上高３１億９１００万円（前の期比１８．８％増）、営業利益２億４３００万円（同２．６倍）、最終利益１億４３００万円（同３．０倍）だった。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）