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フェニクスBが年初来高値を更新、円安や海外大型案件の前倒しで9月中間期最終益は通期計画超過
フェニックスバイオ<6190.T>が急騰し、10月につけた年初来高値を更新した。14日取引終了後に発表した23年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、最終損益が3億5600万円の黒字(前年同期は1億3000万円の赤字)だった。9月中間期時点の最終損益の黒字額は通期の計画(1億9800万円)を上回っており、業績の一段の上振れを期待した買いが入ったようだ。
4~9月期は、円安の進行により外貨建債権の評価替えに伴う為替差益を計上したほか、PXBマウスの需要が増加。海外市場における抗B型肝炎薬試験の大型案件が前倒しで計上できたことも寄与し、売上高と各利益は計画を上振れて着地した。
通期の業績予想は据え置いた。受託試験サービスが高稼働率の状況にあることや、国内市場での薬効薬理分野において開発中止や延期が発生していること、PXBマウスの生産に必要なドナー肝細胞の切り替えが歩留まり率に及ぼす影響など不確定要素があることを理由に挙げる。
出所:MINKABU PRESS
4~9月期は、円安の進行により外貨建債権の評価替えに伴う為替差益を計上したほか、PXBマウスの需要が増加。海外市場における抗B型肝炎薬試験の大型案件が前倒しで計上できたことも寄与し、売上高と各利益は計画を上振れて着地した。
通期の業績予想は据え置いた。受託試験サービスが高稼働率の状況にあることや、国内市場での薬効薬理分野において開発中止や延期が発生していること、PXBマウスの生産に必要なドナー肝細胞の切り替えが歩留まり率に及ぼす影響など不確定要素があることを理由に挙げる。
出所:MINKABU PRESS
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