鎌倉新書は反落、７０万株を上限とする自社株買い発表で朝高スタートも買い続かず

　鎌倉新書<6184.T>が反落している。１２日の取引終了後、自社株買いを実施すると発表しており、朝方は高く始まったが、買いが続かなかった。上限を７０万株（発行済み株数の１．８５％）、または５億円としており、取得期間は１０月２３日から来年１月３１日まで。機動的かつ柔軟な資本政策の実施により、株主還元の充実を図ることが目的という。

　また、高齢者やその家族のニーズに合わせた保険商品を提供するための子会社「鎌倉新書ライフパートナーズ」（仮称）を１１月に設立し、総合保険代理店事業に新規に参入すると発表した。生前における老後生活や相続対策、遺族の生活費など「お金」に関する幅広い課題解決と最適なソリューションを提供するという。なお、２４年１月期業績への影響は軽微としている。

出所：MINKABU PRESS