アドバネクス、今期経常を一転13％増益に上方修正

　アドバネクス <5998> [東証Ｓ] が2月13日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比6.0％減の3億2700万円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の3億円→4億円(前期は3億5400万円)に33.3％上方修正し、一転して13.0％増益見通しとなった。ただ、通期の連結最終損益は従来予想の1億2000万円の黒字→5000万円の黒字(前期は8200万円の赤字)に58.3％下方修正した。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の2億9100万円の赤字→1億9100万円の赤字(前年同期は1億2600万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常損益は2億6400万円の赤字(前年同期は1億2000万円の黒字)に転落し、売上営業利益率は前年同期の0.9％→0.8％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース