タツタ、今期経常を21％下方修正

　タツタ電線 <5809> [東証Ｐ] が1月31日大引け後(16:00)に決算を発表。23年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比39.8％減の15.4億円に落ち込んだ。
　併せて、通期の同利益を従来予想の26億円→20.5億円(前期は31.1億円)に21.2％下方修正し、減益率が16.5％減→34.2％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の15.2億円→9.7億円(前年同期は12.8億円)に36.0％減額し、一転して24.0％減益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比35.9％減の4.6億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.5％→2.9％に悪化した。

株探ニュース