古河機金が一時５％超上昇、第３四半期経常益４３％増で通期計画進捗率８６％

　古河機械金属<5715.T>が後場に入って一段高となり、一時５％超上昇した。同社はきょう午後２時に、１８年３月期第３四半期累計（１７年４～１２月）の連結決算を発表。経常利益は７２億９２００万円（前年同期比４３．４％増）となり、通期計画８５億円に対する進捗率は８５．８％に達した。

　売上高は１２２５億３０００万円（同１４．４％増）で着地した。国内向けにトンネルドリルジャンボの出荷が増加したほか、１７年９月実施のトラック排ガス規制対応前の駆け込み需要からユニッククレーンも伸長。海外相場の上昇を背景に金属部門が増収増益となったことも寄与した。なお、通期業績予想は従来計画を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）