フジミインコ、今期経常を7％上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も10円増額

　フジミインコーポレーテッド <5384> が2月2日大引け後(16:20)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比29.7％増の59.3億円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の68.5億円→73.5億円(前期は61.7億円)に7.3％上方修正し、増益率が10.9％増→19.0％増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の31.5億円→36.5億円(前年同期は32億円)に15.8％増額し、一転して14.1％増益計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の100円→110円(前期は87円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比40.1％増の22.3億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の16.6％→20.8％に上昇した。

株探ニュース