カーボン、上期経常は2.1倍増益で上振れ着地

　日本カーボン <5302> [東証Ｐ] が8月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年12月期第2四半期累計(1-6月)の連結経常利益は前年同期比2.1倍の30.8億円に急拡大し、従来予想の24億円を上回って着地。
　通期計画の50億円に対する進捗率は61.8％に達し、さらに5年平均の41.0％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益は前年同期比34.8％減の19.1億円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比72.9％増の19.6億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の11.9％→17.5％に大幅上昇した。

株探ニュース