トライアイズが冴えない、大型案件の完成ズレ込み１６年１２月期業績予想を下方修正

　トライアイズ<4840.T>が冴えない。１５日の取引終了後、１６年１２月期の連結業績見通しについて、売上高を２１億９２００万円から１９億９２００万円（前期比１９．５％減）へ、営業損益を１７００万円の黒字から３５００万円の赤字（前期６８００万円の赤字）へ、最終損益を２００万円の黒字から１億３０００万円の赤字（同２億１９００万円の黒字）へ下方修正しており、これを嫌気した売りが出ているようだ。

　建設コンサルタント事業で、ダム関連の大型案件の完成が来期にズレ込む見込みとなったことが要因という。また、為替相場が円高に変動したことに伴い、営業外費用として有価証券売却損および為替差損を計上したことなども損益を悪化させるとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）