ツムラが大幅高、発行済み株式数の２．５５％に相当する自社株取得枠を設定

　ツムラ<4540.T>が大幅高となっている。同社は４日取引終了後に、１８０万株（自己株式を除く発行済み株式総数の２．５５％）、５０億円を上限とする自社株取得枠を設定したと発表。取得期間はきょう８月５日から１０月３１日までで、これによる需給の引き締まりが期待されているようだ。

　また、同時に１７年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算を発表。営業利益は４４億８９００万円（前年同期比６．２％減）にとどまったが、上半期計画６２億円に対する進捗率は７２．４％に達した。医療用漢方製剤全体の売上高は前年同期に比べ７．０％伸長したが、薬価改定や生薬関連コストの上昇が利益面での重荷となった。なお、上半期および通期の業績予想は従来計画を据え置いている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）