アジア投資が３日ぶり反発、ペット向け再生医療を支援するＪ－ＡＲＭに投資実行

　日本アジア投資<8518.T>が３日ぶりに反発している。前週末２日の取引終了後、ペット向け再生医療を支援するＪ－ＡＲＭ（ジェイ　アーム、大阪市阿倍野区）への投資を実行したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　Ｊ－ＡＲＭは、「活性化リンパ球療法」によるがん治療や「幹細胞療法」による臓器やけがの再生などの最先端の再生医療を一般の開業医でも行うことができるように、全国の動物病院に対して獣医向けに細胞培養技術のトレーニングや培養キットの販売などを手掛ける企業。昨年７月には大日本住友製薬<4506.T>のＤＳファーマアニマルヘルスと提携し、犬の他家間葉系幹細胞を用いた細胞医薬品の共同臨床開発を開始しており、今後の成長が期待されている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）