四国化が大幅続伸、円安で化学品輸出の収益改善し１７年３月期業績は計画上振れ

　四国化成工業<4099.T>が大幅続伸。１７日の取引終了後、集計中の１７年３月期連結業績について、売上高が従来予想の４９０億円から４９４億６０００万円（前の期比１．６％減）へ、営業利益が６４億円から７８億５０００万円（同１．５％減）へ、純利益が４５億円から５８億３０００万円（同２０．１％増）へ上振れたようだと発表しており、これを好感した買いが入っている。

　下期からの円安基調で、化学品事業の輸出取引の収益性が改善したことに加えて、建材事業でもコスト低減などにより収益性が改善したことが要因としている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）