Ｍｉｎｏｒｉが急反発、ソフト開発など堅調で１５年３月期業績と期末配当を上方修正

　Ｍｉｎｏｒｉソリューションズ<3822.T>が急反騰し、年初来高値を更新してきた。前週末１０日の取引終了後、集計中の１５年３月期単独業績について、売上高を従来予想の１４２億円から１３９億円（前の期比４．３％増）へ下方修正した一方、営業利益を同８億５０００万円から１０億４０００万円（同２６．２％増）へ、純利益を同５億３２００万円から６億８２００万円（同３４．８％増）へ上方修正したことが好感されている。システム機器販売で低利益率案件を削減したことで売上高は従来予想を下回るものの、一方でソフトウエア開発やシステム運用管理が堅調に推移したことが利益を押し上げた。
　また、業績予想の修正に伴い、従来１７円を予定していた期末配当を２１円に引き上げるとあわせて発表した。中間配当と合わせた年間配当は３８円（従来予想３４円、前期３４円）となる。

Ｍｉｎｏｒｉの株価は９時１７分現在１２６５円（△１１９円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）