＜注目銘柄＞＝ＧＭＯＰＧ、ＥＣ市場拡大で決済代行好調

中期２５％の利益成長が目標

　ＧＭＯペイメントゲートウェイ<3769.T>は再び年初来高値更新を目指す展開が期待できる。

　４月２８日に発表した３月中間決算は、連結経常利益が１９億１８００万円（前年同期比２５．４％増）と、期初計画の１７億４２００万円を上回る大幅増益で着地した。ＥＣ市場の拡大が追い風となっているほか、大型案件を獲得したこともあって主力のクレジットカード決済代行サービスが好調。フィンテック関連を含む金融関連事業も順調に推移し、上期は同社が手掛ける全ての事業が想定を上回った。

　１６年９月期通期業績予想は経常利益３７億５０００万円（前期比２５．０％増）で据え置かれているが、前述のように上期は想定を上回って着地していることや、事業環境は引き続き好環境にあることから、上方修正の可能性は大。また、当面の利益成長目標を２０％から２５％に引き上げており、高成長を背景とした株価堅調継続が期待できそうだ。（仁）

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）