【思惑株としての期待継続と昨日の急落】
モバイルゲーム事業を中心として、ソーシャルアプリの企画・開発・運営を行っています。主力タイトルであるレストラン経営シミュレーションゲーム「ぼくのレストランⅡ」（ブラウザゲーム）やアパレルショップの経営シミュレーションゲーム「ガルショ☆」（ブラウザゲーム）等の人気作を抱えています。
ブラウザゲームの収益性を維持しつつ、ネイティブゲームアプリでヒットを創出し、国内とアジアを中心にしたグローバル配信で業容拡大を図っていく方針です。
参考までにネイティブゲーム（アプリ）とは端末にダウンロードして楽しむアプリで、主にスマートフォン向けに提供。一方、ブラウザゲームはダウンロードせず、GREE（3632）、mixi（2121）、Mobage（2432）等のプラットフォームにアクセスしてブラウザ上で楽しむことができます。
課金収益のシステムにおいて違いがあり、ブラウザゲームでは、ユーザーへの課金及び料金回収はSNSを運営するプラットフォーム事業者に委託し、同社はその対価としてシステム利用料等を支払う必要があります。
【ゲーム事業に偏らないビジネスモデルの構築】
現在、同社は安定した収益基盤の構築に向け、非ゲーム事業を育成に注力しています。人気スタイリストやアパレルとのコラボにより厳選されたコーディネートセットを月額で提供する「EDIST. CLOSET」をはじめ、婚活アプリ「metune」の配信、及びゲーム周辺事業の拡大に励んでいます。
このうち婚活アプリ「metune」は 2017年春のリリースが予定されており、ゲーム周辺事業についても上期中のリリースが予定されている模様です。また、「EDIST. CLOSET」については、サービス開始に向け認知度の向上に取り組んでおり、今年1月にはGMOインターネットグループへの福利厚生に採用されるなど会員数を順調に増加させています。
今後の業績回復局面ではこれら非ゲーム事業の収益貢献が不可欠のものとなり、既存事業でのコスト削減や広告宣伝費を吸収する上で重要な部分を占めると思われます。利益率の改善に伴ってネイティブゲームの「12オーディンズ」の大規模アップデートが予定されており、海外配信を拡大していく見込みとなっています。今上期においてはこのサービス拡大策が足元の売上減少に歯止めをかけられるかの鍵を握っていると言えます。
非ゲーム事業である「EDIST. CLOSET」はEC大手のスタートトゥデイ（3092）などがサービス展開してその売上規模を急拡大させていること、婚活アプリ「metune」についても人気占い師「イヴルルド遙華さん」が全面監修し、事業が軌道に乗れば大手婚活支援会社などとの資本・業務提携の話も浮上しやすい分野となりそうです。
婚活サイトを運営するIBJ（6071）は増収増益を続ける隠れた好業績内需企業である上、足元で株価が倍増して文字通りの大化けを果たしたみんなのウェディング（3685）などと同様に利益貢献度の高い成長分野へ事業展開するとあって、来期にかけては事業構成比が全く異なる会社へと変貌を遂げる可能性を秘めています。
【思惑株としての期待継続と昨日の急落】
先般、enishの特許「欅のキセキ」というのが話題となり、以下、様々な思惑で動意づいている模様です。
・「欅のキセキ」商標出願中発覚→6月下旬に制作決定
・新株予約権は秋元氏へ？という思惑
・アイドルゲームのシナリオライターを募集中（リクナビ）
以上のことから秋元氏監修のスマホゲーム開始か？との思惑を生み大きな買いを呼び込んでいます。
「思惑で買われ、事実で売られる」とはありますが、その後ブランジスタ級の大相場を作るかはこれからの展開次第となるでしょう。
また、昨日は、短期資金を集め人気化していたRAZAP関連株が総崩れになったことや、朝鮮のミサイル発射報道もあり市場マインドを低下させる要因となって急落しました。ただし、こういった要因は一過性のものと考えられます。
現状は手掛かり難から、短期資金が中身のない低位株に向かったり等、中小型の成長株に上値追いの買いが入りづらい環境となっておりますが、まさに急落こそ成長株の仕込み場ということが過去の相場でも実証済みです。
売買戦略としては、値下がり局面を狙って逆張り的に試し買いを入れていき、反発を待って本格買いを行うのがよいでしょう。
enish（3667） [東証１部]
株価：3125円
業種：情報・通信
単元株数：100株
PER：0.00倍
PBR：14.47倍
ブラウザゲームの収益性を維持しつつ、ネイティブゲームアプリでヒットを創出し、国内とアジアを中心にしたグローバル配信で業容拡大を図っていく方針です。
参考までにネイティブゲーム（アプリ）とは端末にダウンロードして楽しむアプリで、主にスマートフォン向けに提供。一方、ブラウザゲームはダウンロードせず、GREE（3632）、mixi（2121）、Mobage（2432）等のプラットフォームにアクセスしてブラウザ上で楽しむことができます。
課金収益のシステムにおいて違いがあり、ブラウザゲームでは、ユーザーへの課金及び料金回収はSNSを運営するプラットフォーム事業者に委託し、同社はその対価としてシステム利用料等を支払う必要があります。
【ゲーム事業に偏らないビジネスモデルの構築】
現在、同社は安定した収益基盤の構築に向け、非ゲーム事業を育成に注力しています。人気スタイリストやアパレルとのコラボにより厳選されたコーディネートセットを月額で提供する「EDIST. CLOSET」をはじめ、婚活アプリ「metune」の配信、及びゲーム周辺事業の拡大に励んでいます。
このうち婚活アプリ「metune」は 2017年春のリリースが予定されており、ゲーム周辺事業についても上期中のリリースが予定されている模様です。また、「EDIST. CLOSET」については、サービス開始に向け認知度の向上に取り組んでおり、今年1月にはGMOインターネットグループへの福利厚生に採用されるなど会員数を順調に増加させています。
今後の業績回復局面ではこれら非ゲーム事業の収益貢献が不可欠のものとなり、既存事業でのコスト削減や広告宣伝費を吸収する上で重要な部分を占めると思われます。利益率の改善に伴ってネイティブゲームの「12オーディンズ」の大規模アップデートが予定されており、海外配信を拡大していく見込みとなっています。今上期においてはこのサービス拡大策が足元の売上減少に歯止めをかけられるかの鍵を握っていると言えます。
非ゲーム事業である「EDIST. CLOSET」はEC大手のスタートトゥデイ（3092）などがサービス展開してその売上規模を急拡大させていること、婚活アプリ「metune」についても人気占い師「イヴルルド遙華さん」が全面監修し、事業が軌道に乗れば大手婚活支援会社などとの資本・業務提携の話も浮上しやすい分野となりそうです。
婚活サイトを運営するIBJ（6071）は増収増益を続ける隠れた好業績内需企業である上、足元で株価が倍増して文字通りの大化けを果たしたみんなのウェディング（3685）などと同様に利益貢献度の高い成長分野へ事業展開するとあって、来期にかけては事業構成比が全く異なる会社へと変貌を遂げる可能性を秘めています。
【思惑株としての期待継続と昨日の急落】
先般、enishの特許「欅のキセキ」というのが話題となり、以下、様々な思惑で動意づいている模様です。
・「欅のキセキ」商標出願中発覚→6月下旬に制作決定
・新株予約権は秋元氏へ？という思惑
・アイドルゲームのシナリオライターを募集中（リクナビ）
以上のことから秋元氏監修のスマホゲーム開始か？との思惑を生み大きな買いを呼び込んでいます。
「思惑で買われ、事実で売られる」とはありますが、その後ブランジスタ級の大相場を作るかはこれからの展開次第となるでしょう。
また、昨日は、短期資金を集め人気化していたRAZAP関連株が総崩れになったことや、朝鮮のミサイル発射報道もあり市場マインドを低下させる要因となって急落しました。ただし、こういった要因は一過性のものと考えられます。
現状は手掛かり難から、短期資金が中身のない低位株に向かったり等、中小型の成長株に上値追いの買いが入りづらい環境となっておりますが、まさに急落こそ成長株の仕込み場ということが過去の相場でも実証済みです。
売買戦略としては、値下がり局面を狙って逆張り的に試し買いを入れていき、反発を待って本格買いを行うのがよいでしょう。
enish（3667） [東証１部]
株価：3125円
業種：情報・通信
単元株数：100株
PER：0.00倍
PBR：14.47倍
