アイサンテクノ、アートスパーク、ディーエヌエーなど自動運転関連株が軒並み高◇

　アイサンテクノロジー<4667.T>、アートスパークホールディングス<3663.T>、ディー・エヌ・エー<2432.T>、ベリサーブ<3724.T>、コア<2359.T>など自動運転関連株が軒並み値を飛ばしている。自動運転分野での各自動車メーカーの競争が先鋭化しており、株式市場でも再び関連銘柄への注目度が高まっている。５月１０日には米画像処理半導体大手のエヌビディアとトヨタ自動車<7203.T>の提携が発表されマーケットの注目を集めたが、世界的にも同分野での合従連衡の動きが加速している。

　そうしたなか、ＳＵＢＡＲＵ<7270.T>が８月に発売する主力ワゴン車で高速道路の単一車線を自動で走れるようにする、と９日付の日本経済新聞が伝えており、改めて株価刺激材料となっている。市場では「現行車との価格差は１０万円以下の見通しと伝えられていることで、普及が進むとの見方が強まっている。自動運転も我々にとって身近なイメージが定着してきたことで、関連銘柄を買い直す動きも期待できる状況」（国内準大手証券）と指摘する声が出ている。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）