ポールＨＤの第１四半期の営業利益７４％増、デバッグ・検証事業など好調

　ポールトゥウィン・ピットクルーホールディングス<3657.T>は９日取引終了後、１８年１月期の第１四半期（２～４月）連結決算を発表。売上高は４９億８７００万円（前年同期比１６．８％増）、営業利益は４億９９００万円（同７４．５％増）、最終利益は２億８０００万円（同６．９倍）だった。

　主力のデバッグ・検証事業は、ソーシャルゲーム市場の拡大などが追い風となり好調に推移した。また、ネットサポート事業も電子商取引の拡大に伴う出品物チェックやネットトラブル防止のためのモニタリング需要などが伸びた。

　今１月通期の業績は売上高２１９億５１００万円（前期比１１．８％増）、営業利益２４億４２００万円（同１．４％増）、最終利益１４億６８００万円（同２５．７％増）で従来予想を据え置いた。

　また、同社は自己株式を除く発行済み株式総数の２．１８％に相当する４０万株、６億８０００万円をそれぞれの上限とする自社株取得枠を設定。６月１２日から同月３０日に東京証券取引所の自己株式立会外買付取引（ＴｏＳＴＮｅＴ－３）において買い付けを行うことを明らかにした。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）