ＣＲＩミドルが急反発、ファインデックスと医療動画管理分野で戦略的提携◇

　ＣＲＩ・ミドルウェア<3698.T>が急反発している。午前１０時ごろ、ファインデックス<3649.T>と、動画圧縮技術と画像ファイリングシステムの連携について戦略的提携を行うと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。

　今回の提携は、動画データを画質劣化なく２分の１に圧縮するＣＲＩミドルの高圧縮トランスコードシステム「ＣＲＩ　ＤｉｅｔＣｏｄｅｒ（ダイエットコーダー）」と、日本の国公立大学病院の７割以上のシェアを持つファインデックスの主力製品である画像ファイリングシステム「Ｃｌａｉｏ（クライオ）」を連携させ、増え続ける医療用動画のデータ管理を低コストで実現するソリューションを提供するのが狙い。これにより、従来は実現できなかった長時間録画や高速な映像転送によるスムーズな動画再生が可能になるとしている。

　なお、同ソリューションの提供は８７０を超える既存のＣｌａｉｏユーザーや新規ユーザーを対象に、来年１月から開始する予定だ。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）