ボルテージは大幅反発、１８年６月期はコア層向け強化で営業利益２．１倍見通し

　ボルテージ<3639.T>は大幅反発。１４日の取引終了後に発表した１８年６月期の連結業績予想で、売上高１００億円（前期比１３．４％増）、営業利益３億円（同２．１倍）、純利益１億９０００万円（同７．８倍）と大幅増益を見込んでいることが好感されている。

　同社では、好きなゲームをライトに楽しむ「カジュアル」層と、カジュアル層とゲームに没頭・熱狂する「コア」層の間に位置する「カジュコア」層をターゲットとしていたが、今後はコア層への取り組みを強化する方針で、第１四半期にはコア層に向けて「アニドルカラーズ」の配信を行う予定。また、「カジュコア／コア」層に向けてＩＰ（知的財産権）展開を行う方針で、ヒットしたタイトルをグッズやアニメ、コミック、ＶＲなどで展開するとしている。

　なお、１７年６月期決算は、売上高８８億２０００万円（前の期比２１．４％減）、営業利益１億４１００万円（同７３．４％減）、純利益２４００万円（同８８．５％減）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）