ネオスが３連騰、「ＳＭＡＲＴ Ｍｅｓｓａｇｅ」にチャットボット機能を追加

　ネオス<3627.T>が３連騰。この日は、東京証券取引所が２２日、同社が大株主となっているバリューデザイン<3960.T>の東証マザーズ市場への新規上場を承認したことで朝方から買い優勢となっていたが、午前１１時４５分ごろ、同社の法人向けチャットサービス「ＳＭＡＲＴ　Ｍｅｓｓａｇｅ」に「Ｇｏｏｇｌｅ　Ａｐｐｓ　ｆｏｒ　Ｗｏｒｋ」と連動するチャットボット機能を追加したと発表したことも好材料視されている。

　チャットボットとは、ユーザがチャット上で入力したメッセージに対して、人間の代わりに自動で適切な回答をしたり、相対する特定のシステムに対して適切な処理を行う仕組みのこと。「ＳＭＡＲＴ　Ｍｅｓｓａｇｅ」に「Ｇｏｏｇｌｅ　Ａｐｐｓ　ｆｏｒ　Ｗｏｒｋ」と連動するチャットボット機能を搭載することで、例えば、チャットボットにその日の予定を問い合わせると、カレンダーに登録されているスケジュールを確認し回答するほか、定期的にスケジュールのリマインドを行うという。また、業務日報をスプレッドシートで管理している場合は、チャットボットに日報を問い合わせれば、所定の情報を回答するだけでなく、日報の入力や過去の実績を参照した集計や予測処理を行うことも可能となるとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）