串カツ田中が５日ぶり反発、５月末を基準日とする１対２株の株式分割を発表

　串カツ田中<3547.T>が５日ぶりに反発している。前週末１４日の取引終了後、５月３１日を基準日として１対２株の株式分割を実施すると発表しており、これを好材料視した買いが入っている。投資単位当たりの金額を引き下げ、株式の流動性を高めるとともに、投資家層のさらなる拡大を図るのが狙い。なお、効力発生日は６月１日の予定だ。

　同時に発表した第１四半期（１６年１２月～１７年２月）単独業績は、売上高１０億８５００万円、営業利益５４００万円、純利益５０００万円だった。前年第１四半期は四半期決算を行っていないため前年同期との比較はないが、直営店５店舗増、フランチャイズ４店舗増としたことが売上高・利益に寄与した。

　なお、１７年１１月期通期業績予想は、売上高５１億円（前期比２８．４％増）、営業利益３億９０００万円（同２３．３％増）、純利益３億円（同１６．０％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）