日創プロニ、今期経常を一転19％増益に上方修正

　日創プロニティ <3440> [福証Ｑ] が7月13日大引け後(15:30)に決算を発表。18年8月期第3四半期累計(17年9月-18年5月)の連結経常利益は前年同期比17.3％減の5.5億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の7.1億円→11.2億円(前期は9.4億円)に58.1％上方修正し、一転して18.7％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.1億円→8.3億円(前年同期は6.4億円)に99.0％増額し、一転して28.9％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である3-5月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比29.3％減の2.5億円に減り、売上営業利益率は前年同期の16.6％→11.9％に低下した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　主として金属加工事業における大型かつ複数の太陽電池アレイ支持架台の売上が好調に推移することとなり、平成29年10月13日公表の平成30年８月期通期連結業績予想を上回る見込みとなりましたので、上記のとおり修正いたします。※業績予想につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後の様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。