コスモ・バイオが反発、販管費節減努力が奏功し１５年１２月期業績予想を上方修正

　コスモ・バイオ<3386.T>が反発。１０日の取引終了後、１５年１２月期の連結業績見通しについて、売上高は従来予想の７７億６０００万円（前期比７．３％増）を据え置きつつ、営業利益を従来予想の７０００万円から９０００万円（同４４．５％減）へ、純利益を同１億２０００万円から１億６０００万円（同２０．７％減）へ上方修正したことが好感されている。上期に販管費の節減に努めたことが奏功したほか、下期の為替想定レートを１ドル＝１２５円（従来１２０円）に修正したことが要因としている。
　同時に発表した第２四半期累計（１～６月）決算は、売上高３８億３３００万円（前年同期比４．３％増）、営業利益１億５８００万円（同２．８％増）、純利益１億４５００万円（同２１．０％減）だった。抗体や細胞・培養関連試薬、受託サービスを中心に、民間企業や公的機関への販売や海外販売が好調に推移したという。

コスモ・バイオの株価は９時３３分現在１３０４円（△２８円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）