スタートトゥが急反発、第３四半期業績は６割強の営業増益で着地

　スタートトゥデイ<3092.T>が急反発し、分割を考慮した実質上場来高値を更新している。１月３１日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）連結決算が、売上高５３６億９４００万円（前年同期比４２．２％増）、営業利益１９２億９１００万円（同６４．３％増）、純利益１４１億１７００万円（同７８．１％増）と６割強の大幅営業増益となったことが好感されている。

　商品取扱高拡大施策が奏功し、ＺＯＺＯＴＯＷＮ事業の商品取扱高が同４１．０％増の１４２９億円に拡大したことが業績を牽引した。また、ＺＯＺＯＵＳＥＤ伸長などによる粗利率の改善効果や、プロモーション関連比率の下落なども利益の押し上げに貢献した。

　なお、１７年３月期通期業績予想は従来見通しを据え置いた。通期業績は売上高６９０億３０００万円（前期比２６．８％増）、営業利益２２１億４０００万円（同２４．７％増）、純利益１５２億６０００万円（同２７．３％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）