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グンゼのニュース
基準一次エネルギー消費量102%削減を実現した環境にも働く人にも優しいオフィス
グンゼ株式会社は、実質消費エネルギーを100%以上削減した建物に与えられる『ZEB』※1認証を取得した江南工場(愛知県江南市)事務所棟を本格稼働いたしました。 江南工場は、エンジニアリングプラスチック事業の基幹工場として1989年からスタートしました。今回竣工した新事務所棟は、高効率空調、断熱材、LED照明器具などによる省エネと太陽光発電による創エネを組み合わせ、従来の建物で消費される一次エネルギーを基準に、削減率102%を実現し、建築物エネルギー性能表示制度BELS※2の最高評価の星5つを獲得しました。また、ガスヒートポンプを採用した日本初の完全ZEB認証事務所※3です。 このオフィスは、窓と白枠でグンゼの歴史的建物の意匠を反映し、かつ、全面ガラスを採用することで柔軟な発想で事業成長を願うなど、今昔のデザインの融合でグンゼの歴史的継承を表現しています。また、気軽な打ち合わせもできるリフレッシュスペースを兼ねた食堂、ジェンダーレストイレ等も設置した働く人にも優しいオフィスとなっています。
■グンゼの環境に配慮した経営
グンゼは、中期経営計画「VISION 2030 stage1」にて、「新しい価値を創造し『ここちよさ』を提供することで持続可能な社会の実現に貢献します」を掲げ、事業活動を通じて環境負荷を低減していく全社的な活動を推進しています。「省・創・再エネ活動の強力推進」では、2030年までにCO2の排出量をScope1+2 で合計35%以上削減を目標としています。
■建物における主な省エネ
江南工場新事務所棟は、グンゼにおいて初めて『ZEB』認証を取得した施設となります。高効率ガスヒートポンプエアコン採用などの省エネの仕組みを取り入れCO2排出量削減、全体で53%の省エネを達成しています。
(1)高効率ガスヒートポンプエアコン採用による省エネ
・空調装置には、高効率ガスヒートポンプエアコンを採用し、使用電力44%削減を達成。
(2)高効率な設備導入により建物外皮の断熱性能などを大幅に向上
・屋根材にはW折板屋根、ガラス材には全室Low-Eペアガラスを採用し、年間熱負荷の基準(BPI)=0.7を達成。室内と外気の熱が出入りしにくい構造。
(3)全熱交換換気システム導入による省エネ
・全熱交換換気で空調負荷低減するとともにDCブラシレスモーター、インバータを導入し、使用電力74%削減を達成。
(4)センサー付きLED照明導入による省エネ
・昼光センサーによる照度の自動調整および人感センサーによる自動ON/OFFにより、使用電力62%削減を達成。
■太陽光パネルによる創エネ
事務所棟の屋上全面に太陽光パネルを設置し、事務所棟使用エネルギーの49%に当たる創エネを達成。これは、発電量104.5MWh/年の能力に匹敵します。
■働く人に優しいオフィス
周辺景観にも配慮し、緑豊かな植栽と木質感により自然と調和したデザインで、働く人にも快適な環境を実現しました。
(1)気軽な打ち合わせもできるリフレッシュスペースを兼ねた食堂
(2)調光調色LEDによる生体リズムに合わせたシーンの演出
(3)誰もが使いやすい段差のないアプローチ設置
(4)車いす対応のエレベータ設置
(5)ジェンダーレストイレ設置
■「ZEBリーディング・オーナー」に登録
2022年、グンゼは江南工場新事務所棟の導入計画が認められ、一般社団法人 環境共創イニシアチブにより、「ZEBリーディング・オーナー」に登録されました。
「ZEBリーディング・オーナー」は、自らのZEB普及目標やZEB導入計画、ZEB導入実績を一般に公表する先導的な役割を持つ企業のことです。
グンゼは、ZEBに関連する取り組みや技術および中長期のZEB導入計画・目標について情報発信を続け、環境に配慮した経営を実践してまいります。
※1『ZEB』について
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。創エネルギー分を除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量を削減し、創エネルギー分を加えて基準一次エネルギー消費量から100%以上削減した建築物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
(出典:環境省 ZEB PORTAL https://www.env.go.jp/earth/zeb/index.html)
※2「BELS」について
BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System、ベルス)とは、一般社団法人住宅性能評価・表示協会が創設した建築物のエネルギー消費性能の表示に関する第三者認証制度です。BEI(基準一次エネルギー消費量に対する設計一次エネルギー消費量の割合)の値によって星の数で5段階評価が行われ、この江南工場事務所棟が取得した星5つは最高評価となります。
(出典:一般社団法人住宅性能評価・表示協会 https://www.hyoukakyoukai.or.jp/)
※3「ガスヒートポンプを採用した日本初の完全ZEB認証事務所」について
一般社団法人日本ガス協会調査。
グンゼ株式会社は、実質消費エネルギーを100%以上削減した建物に与えられる『ZEB』※1認証を取得した江南工場(愛知県江南市)事務所棟を本格稼働いたしました。 江南工場は、エンジニアリングプラスチック事業の基幹工場として1989年からスタートしました。今回竣工した新事務所棟は、高効率空調、断熱材、LED照明器具などによる省エネと太陽光発電による創エネを組み合わせ、従来の建物で消費される一次エネルギーを基準に、削減率102%を実現し、建築物エネルギー性能表示制度BELS※2の最高評価の星5つを獲得しました。また、ガスヒートポンプを採用した日本初の完全ZEB認証事務所※3です。 このオフィスは、窓と白枠でグンゼの歴史的建物の意匠を反映し、かつ、全面ガラスを採用することで柔軟な発想で事業成長を願うなど、今昔のデザインの融合でグンゼの歴史的継承を表現しています。また、気軽な打ち合わせもできるリフレッシュスペースを兼ねた食堂、ジェンダーレストイレ等も設置した働く人にも優しいオフィスとなっています。
■グンゼの環境に配慮した経営
グンゼは、中期経営計画「VISION 2030 stage1」にて、「新しい価値を創造し『ここちよさ』を提供することで持続可能な社会の実現に貢献します」を掲げ、事業活動を通じて環境負荷を低減していく全社的な活動を推進しています。「省・創・再エネ活動の強力推進」では、2030年までにCO2の排出量をScope1+2 で合計35%以上削減を目標としています。
■建物における主な省エネ
江南工場新事務所棟は、グンゼにおいて初めて『ZEB』認証を取得した施設となります。高効率ガスヒートポンプエアコン採用などの省エネの仕組みを取り入れCO2排出量削減、全体で53%の省エネを達成しています。
(1)高効率ガスヒートポンプエアコン採用による省エネ
・空調装置には、高効率ガスヒートポンプエアコンを採用し、使用電力44%削減を達成。
(2)高効率な設備導入により建物外皮の断熱性能などを大幅に向上
・屋根材にはW折板屋根、ガラス材には全室Low-Eペアガラスを採用し、年間熱負荷の基準(BPI)=0.7を達成。室内と外気の熱が出入りしにくい構造。
(3)全熱交換換気システム導入による省エネ
・全熱交換換気で空調負荷低減するとともにDCブラシレスモーター、インバータを導入し、使用電力74%削減を達成。
(4)センサー付きLED照明導入による省エネ
・昼光センサーによる照度の自動調整および人感センサーによる自動ON/OFFにより、使用電力62%削減を達成。
■太陽光パネルによる創エネ
事務所棟の屋上全面に太陽光パネルを設置し、事務所棟使用エネルギーの49%に当たる創エネを達成。これは、発電量104.5MWh/年の能力に匹敵します。
■働く人に優しいオフィス
周辺景観にも配慮し、緑豊かな植栽と木質感により自然と調和したデザインで、働く人にも快適な環境を実現しました。
(1)気軽な打ち合わせもできるリフレッシュスペースを兼ねた食堂
(2)調光調色LEDによる生体リズムに合わせたシーンの演出
(3)誰もが使いやすい段差のないアプローチ設置
(4)車いす対応のエレベータ設置
(5)ジェンダーレストイレ設置
■「ZEBリーディング・オーナー」に登録
2022年、グンゼは江南工場新事務所棟の導入計画が認められ、一般社団法人 環境共創イニシアチブにより、「ZEBリーディング・オーナー」に登録されました。
「ZEBリーディング・オーナー」は、自らのZEB普及目標やZEB導入計画、ZEB導入実績を一般に公表する先導的な役割を持つ企業のことです。
グンゼは、ZEBに関連する取り組みや技術および中長期のZEB導入計画・目標について情報発信を続け、環境に配慮した経営を実践してまいります。
※1『ZEB』について
Net Zero Energy Building(ネット・ゼロ・エネルギー・ビル)の略称で、「ゼブ」と呼びます。快適な室内環境を実現しながら、建物で消費する年間の一次エネルギーの収支をゼロにすることを目指した建物のことです。創エネルギー分を除き、基準一次エネルギー消費量から50%以上の一次エネルギー消費量を削減し、創エネルギー分を加えて基準一次エネルギー消費量から100%以上削減した建築物のことです。
建物の中では人が活動しているため、エネルギー消費量を完全にゼロにすることはできませんが、省エネによって使うエネルギーをへらし、創エネによって使う分のエネルギーをつくることで、エネルギー消費量を正味(ネット)でゼロにすることができます。
(出典:環境省 ZEB PORTAL https://www.env.go.jp/earth/zeb/index.html)
※2「BELS」について
BELS(Building-Housing Energy-efficiency Labeling System、ベルス)とは、一般社団法人住宅性能評価・表示協会が創設した建築物のエネルギー消費性能の表示に関する第三者認証制度です。BEI(基準一次エネルギー消費量に対する設計一次エネルギー消費量の割合)の値によって星の数で5段階評価が行われ、この江南工場事務所棟が取得した星5つは最高評価となります。
(出典:一般社団法人住宅性能評価・表示協会 https://www.hyoukakyoukai.or.jp/)
※3「ガスヒートポンプを採用した日本初の完全ZEB認証事務所」について
一般社団法人日本ガス協会調査。
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