フジッコが続落、第２四半期は増収増益も利益確定売り

　フジッコ<2908.T>が続落。３１日午後１時、１７年３月期第２四半期累計（４～９月）の連結決算を発表し、売上高は２９２億７６００万円（前年同期比２．４％増）、営業利益は２４億１３００万円（同１．２％増）と増収増益で着地したが、１０月中旬から上昇局面にあったことからこの日は利益確定の売りに押されている。

　包装総菜で、少量タイプの「おかず畑ミニ」シリーズが大幅に伸長して総菜製品全体の売上高は好調だった。また、豆製品が蒸し豆を中心に堅調だったほか、ヨーグルト製品も「カスピ海ヨーグルト」の堅調や通販チャネル製品がが伸長した。

　なお、通期業績予想は従来見通しを据え置き、売上高６１３億５０００万円（前期比４．５％増）、営業利益５１億円（同２．５％増）を見込んでいる。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）