トーメンデバ、今期経常を7％上方修正、配当も40円増額

　トーメンデバイス <2737> [東証Ｐ] が1月31日後場(13:00)に決算を発表。24年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比23.5％減の44.8億円に減った。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の45億円→48億円(前期は65.8億円)に6.7％上方修正し、減益率が31.7％減→27.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の10.8億円→13.8億円(前年同期は29.8億円)に27.6％増額し、減益率が63.5％減→53.5％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の120円→160円(前期は300円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比52.4％減の10.7億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の3.1％→1.7％に悪化した。

株探ニュース