【買い】シンワアートオークション（2437）今期業績見通しや新事業開拓を好感。続伸期待。

■続伸期待

美術品の公開オークションの企画・運営最大手で、同業中で唯一の上場企業。市場シェアは３割強で、特に高額品に強い。一般顧客の売買仲介に加え、美術商出品が安定出品源に。主力の近代美術から陶芸、コンテンポラリーアート、ワインなどに扱い品目を広げる。子会社で太陽光の施設販売や売電事業に参入。アジアの富裕層向け医療ツーリズム開始。国内企業向けに保険販売も始める。



7月14日大引け後(15:30)に決算を発表。17年5月期の連結経常利益は前の期比8.7％減の3億円になったが、18年5月期は前期比23.4％増の3.7億円に拡大する見通しとなった。5期連続増収になる。

同時に、前期の年間配当を7円→7.2円(前の期は7円)に増額し、今期も7.2円を継続する方針とした。

直近3ヵ月の実績である3-5月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比91.2％増の4.1億円に拡大したが、売上営業利益率は前年同期の15.4％→13.7％に低下した。

[出典：株探]

今期業績見通しを好感された他、年間配当も増額。

併せて連結子会社であるエーペックが、富裕層ネットワークを更に強化し、事業拡大に取り組むため、新たな事業として海外不動産販売の紹介事業を開始すると発表。

25日には子会社のエーペックが税理士法人ネイチャー国際資産税と海外不動産販売の紹介事業に関する業務提携を締結したと発表しており、燃料追加。ネイチャー国際資産税は海外不動産に精通し、国内外で数多くの税務コンサルティングを手掛けている実績があるようです。

業績や新事業開拓で株価は居所を変えています。
26日は大陰線が示現しましたが、27日は24日窓上ラインがサポート意識され反発。
28日は差し込みから、続伸を期待します。