クックパッドが急反落、第１四半期大幅増益も材料出尽くしで売られる

　クックパッド<2193.T>が急反落。１０日取引終了後、１６年１２月期第１四半期（１～３月期）の連結決算を発表し、売上高は４３億８９００万円（前年同期比５２．２％増）、営業利益は２０億７１００万円（同７３．２％増）と大幅増益だったが、材料出尽くし感から売りが優勢となっている。

　主力のレシピサービス「クックパッド」の国内月間利用者数が３月末で前年同月比１３．１％増の５９３９万人に増加したことに加えて、海外の月間利用者数も同２．２倍の２６１０万人に拡大した。これを背景に会員事業や広告事業の売り上げが伸びたほか、前期に子会社化したみんなのウェディング<3685.T>も業績向上に寄与した。

　なお、通期業績の見通しは非公表だが、売上高と最終利益は前期を上回る見込みとしている。

出所：株式経済新聞（株式会社みんかぶ）