明星工、前期経常を25％上方修正、配当も8円増額

　明星工業 <1976> が4月23日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の53.5億円→67億円(前の期は69.9億円)に25.2％上方修正し、減益率が23.5％減→4.2％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の27.6億円→41.1億円(前年同期は41.2億円)に48.9％増額し、減益率が33.1％減→0.4％減に縮小する計算になる。

　業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の22円→30円(前の期は30円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2021年3月期の連結及び個別の業績予想につきましては、建設工事事業の各事業領域において堅調に推移し、売上総利益率が改善したこと等により、各利益項目が前回予想を上回る見込みです。

　当社の利益配分の基本方針に基づき、業績予想及び財務状況等を総合的に勘案し、2021年3月期の期末配当金につきましては、前回予想の12円から20円に修正することといたしました。この結果、１株当たり年間配当金は、中間配当金10円と合わせて30円となる予定であります。