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明日の株式相場見通し=イエレン議長発言を前に見送り、海外投資家の継続売り懸念
あす(25日)の東京株式市場は、現地25日にジャクソンホール会議で予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を前にして、その内容を見極めたいとして、見送り姿勢が強まりそうだ。
また、東証が24日取引終了後に発表した8月第3週(14~18日)の2市場投資部門別売買状況によると、海外投資家は2057億円の売り越し(前週は2746億円の売り越し)と4週連続の売り越しとなったことも、あすの買い手控え要因となりそうだ。
市場関係者からは「8月中旬以降の日経平均株価調整局面のなかでも、業種別でほぼ全面安となるケースは少なく、これまでは“やや明るさもある調整”との印象があった。ところがきょうは、日経平均株価が80円安の割に、東証1部33種の業種別指数のうち29業種が前日比マイナスで、上昇したのは鉱業、非鉄金属など4業種にとどまり、やや地合いの暗さが増したようだ」との見方が出ていた。
24日の東京株式市場は終始売りに押される展開で、前場は下げ渋る場面があったものの、後場に入り売り直される展開となり、ほぼこの日の安値圏で引けた。日経平均株価終値は、前日比80円87銭安の1万9353円77銭と反落し、5月1日以来約3カ月半ぶりの安値水準となった。
日程面では、7月の消費者物価指数、7月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で講演、米7月の耐久財受注、独8月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
また、東証が24日取引終了後に発表した8月第3週(14~18日)の2市場投資部門別売買状況によると、海外投資家は2057億円の売り越し(前週は2746億円の売り越し)と4週連続の売り越しとなったことも、あすの買い手控え要因となりそうだ。
市場関係者からは「8月中旬以降の日経平均株価調整局面のなかでも、業種別でほぼ全面安となるケースは少なく、これまでは“やや明るさもある調整”との印象があった。ところがきょうは、日経平均株価が80円安の割に、東証1部33種の業種別指数のうち29業種が前日比マイナスで、上昇したのは鉱業、非鉄金属など4業種にとどまり、やや地合いの暗さが増したようだ」との見方が出ていた。
24日の東京株式市場は終始売りに押される展開で、前場は下げ渋る場面があったものの、後場に入り売り直される展開となり、ほぼこの日の安値圏で引けた。日経平均株価終値は、前日比80円87銭安の1万9353円77銭と反落し、5月1日以来約3カ月半ぶりの安値水準となった。
日程面では、7月の消費者物価指数、7月の企業向けサービス価格指数に注目。海外では、イエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長がジャクソンホール会議で講演、米7月の耐久財受注、独8月のIfo景況感指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:株経ONLINE(株式会社みんかぶ)
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