NY後場でドル円が上昇すれば109円台は近い

著者:川島寛貴
投稿:2014/10/24 22:34

個人投資家予想レンジ(ドル円)20時~00時

108.00円(ピボットハイブレイク)~108.26円(前日終値)
現在のレートは108.02円です。(22:21)

107円台の安値予想は約50%ありますが、高値予想は昨晩の高値に50%が集中しています。
この高値を越えると、一段高が期待できそうですね!

108.30円あたりに何かある

昨晩、ドル円は107.50円を明確に突破してから、ほぼノンストップで107.35円まで約80銭の上昇をみせました。
このような押し目の無い状況は、やはり売りの損切りと新規の買いが同時に出ている状況でないとこのような「押し目無き上昇」にはなりづらいように思えます。

なぜか、『買う時は押し目買い』、『売る時は戻り売り』を教科書通り丁寧に行う方がいますが、それは、押し目をつくるような相場である時です。昨日のような、短期的な節目を抜ける時でも、ストップロスを巻き込みながら勢いよく上昇る時は度々あります。
107.50円を突破した後は、一旦割り込む局面をみせましたが、その後下落することがなかった為に、結果的に横ばい状態が最高の買い場だったということになります。

しかしながら、NYダウが一時300ドルも上げていながら、ドル円が108.30-35円で足踏みしていたことには違和感があります。
本日の欧州市場では、そこを意識してか高値は108.27円まででした。
本日のNYカットは近いところでは107.85円と108.00円ですが、今のところ昨夜の高値あたりに「何かある」と考えておいた方が良さそうです。

しかしながら、108.40円ぐらいまで上昇することができれば、再度ストップロスを巻き込みながらの上昇が強くなり、109円付近まで飛び跳ねそうに思えます。
最近の経験則からすると、その可能性があるのはロンドンフィックス(0時)以降になるのではないでしょうか。
川島寛貴
株式会社IEYASU 代表取締役
配信元: 達人の予想