<株式トピックス>=日経平均株価大幅下落でテクニカル面が悪化
12日の東京株式市場は、前日の米株安や外国為替市場での円高進行を嫌気して全面安商状となった。日経平均株価終値は、前日比393円安の1万4830円と400円近い急落で、心理的なフシ目とされる1万5000円の大台を割り込んだ。
銅の国際価格急落を受け、世界の銅地金の約4割を消費する中国の景気に対する警戒感が浮上し、投資家にリスク回避の動きが一気に強まった。中国では、銅地金を担保にした投機的な資金運用が拡大していたが、価格の下落に伴いこれに急ブレーキが掛かる懸念が浮上しているという。
市場関係者のあいだでは、12日の日経平均株価の急落でテクニカル面が一気に悪化したことが話題となっていた。
市場関係者からは「11日時点では、日経平均株価が日足一目均衡表の雲(抵抗帯)を抜ける寸前まで上昇していたが、12日の急落で状況が一変した。一目均衡表では先行スパン1、2で囲まれた抵抗帯下限(1万5073円=12日)が上値抑えるかたちとなってしまい、一転調整ムードになった」との声が聞かれた。さらに、25日移動平均線(1万4758円=同)に接近する水準まで下落しており、これを下回ると調整色がさらに強まる懸念もある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
銅の国際価格急落を受け、世界の銅地金の約4割を消費する中国の景気に対する警戒感が浮上し、投資家にリスク回避の動きが一気に強まった。中国では、銅地金を担保にした投機的な資金運用が拡大していたが、価格の下落に伴いこれに急ブレーキが掛かる懸念が浮上しているという。
市場関係者のあいだでは、12日の日経平均株価の急落でテクニカル面が一気に悪化したことが話題となっていた。
市場関係者からは「11日時点では、日経平均株価が日足一目均衡表の雲(抵抗帯)を抜ける寸前まで上昇していたが、12日の急落で状況が一変した。一目均衡表では先行スパン1、2で囲まれた抵抗帯下限(1万5073円=12日)が上値抑えるかたちとなってしまい、一転調整ムードになった」との声が聞かれた。さらに、25日移動平均線(1万4758円=同)に接近する水準まで下落しており、これを下回ると調整色がさらに強まる懸念もある。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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