来週の為替相場見通し=米雇用統計が相場左右
来週の東京外国為替市場の円相場は、この日発表される米12月雇用統計の内容に左右されそうだ。予想レンジは1ドル=103円80~105円50銭、1ユーロ=141円50~143円80銭。この週は、年末・年始の休場明けだったが、104円台後半を中心とする一進一退が続いた。市場の関心は米量的緩和(QE)縮小のピッチが速まるかどうかに集まっている。米雇用情勢が改善すれば、債券購入額の縮小幅は100億ドルから150億ドル前後に拡大されるとの観測も市場には出ている。米長期金利が3%を超え上昇するかが焦点であり、米金利上昇は日米金利差拡大となり円売り・ドル買い要因となる。来週は米国で注目経済指標の発表が多く、14日に小売売上高、16日に消費者物価指数、17日に住宅着工戸数、鉱工業生産の発表がある。米国企業の四半期決算も本格化しNYダウの動向も注目される。また、国内では16日に機械受注が発表される。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
最新人気記事
-
来週の株式相場に向けて=5月「FOMC」経てハイテク株上昇はあるか 04/26 17:23
-
「全固体電池」が18位にランク、IEAが世界EV販売予測公表で関心... 04/25 12:20
-
「地方銀行」が11位にランク、34年ぶり円安圏で日銀金融政策に関心... 04/26 12:20
-
東京株式(大引け)=306円高と反発、日銀の「現状維持」受け買い膨らむ 04/26 15:37
-
明日の株式相場に向けて=日銀決定会合後の動向に関心集まる 04/25 17:01
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 07:25
-
今日 07:17
-
今日 07:15
-
今日 07:12