来週の株式相場見通し=決算注視で神経質な展開、米雇用統計後の円相場に警戒
来週(7~10日)の東京株式市場は、連日数多くの決算発表が実施されるなか、今期業績見通しの内容を注視しながらの神経質な展開となりそうだ。日経平均株価は売り優勢で、小幅ながら調整期間となりそうだ。想定レンジは、25日移動平均線(1万3197円30銭=2日)近傍の1万3200円から1万3900円とする。
2日の東京株式市場は、あすからの4連休を控えて、外国為替市場で円高が進行したこともあり、日経平均株価は約半年ぶりの4日続落で引けた。連休中の3日に発表される米4月の雇用統計をきっかけに、円高が進行することへの警戒感も売りにつながった。雇用統計の内容がマイナス評価となれば、米金融緩和長期化の連想が働き、連休中に円買い・ドル売りが膨らむとの懸念がある。
今期業績見通しの発表では、異次元とされる金融緩和や急速な円安効果が、市場の期待に比べてどの程度の水準になっているかどうかで、厳しい選別物色がなされることになりそうだ。
日程面では、第12回国際バイオテクノロジー展(8~10日)、4月の都心オフィス空室率、3月の景気動向指数(9日)、3月の国際収支、4月の景気ウオッチャー調査、株価指数オプションSQ算出日(10日)。海外では、米韓首脳会談(7日)、中国4月の消費者物価・生産者物価(9日)、G8財務相・中央銀行総裁会議(10~11日)。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
2日の東京株式市場は、あすからの4連休を控えて、外国為替市場で円高が進行したこともあり、日経平均株価は約半年ぶりの4日続落で引けた。連休中の3日に発表される米4月の雇用統計をきっかけに、円高が進行することへの警戒感も売りにつながった。雇用統計の内容がマイナス評価となれば、米金融緩和長期化の連想が働き、連休中に円買い・ドル売りが膨らむとの懸念がある。
今期業績見通しの発表では、異次元とされる金融緩和や急速な円安効果が、市場の期待に比べてどの程度の水準になっているかどうかで、厳しい選別物色がなされることになりそうだ。
日程面では、第12回国際バイオテクノロジー展(8~10日)、4月の都心オフィス空室率、3月の景気動向指数(9日)、3月の国際収支、4月の景気ウオッチャー調査、株価指数オプションSQ算出日(10日)。海外では、米韓首脳会談(7日)、中国4月の消費者物価・生産者物価(9日)、G8財務相・中央銀行総裁会議(10~11日)。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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