<私の相場観>=みずほ証券・リサーチ本部エクティ調査部シニアテクニカルアナリスト 三浦 豊氏
当面の相場は日経平均株価で1万円から1万1000円のレンジ内の動きと判断している。1万1000円を超えてくると過熱感が出てくるとみており、2010年高値の1万1339円に接近することもあり、1万1000~1万1300円が上値抵抗ラインとして意識されるからだ。
特に、21~22日に開催の日銀金融政策決定会合では追加の金融緩和策が決定しても材料出尽くしとなり、いったん調整に入る可能性が高いとみている。日本株の動きに影響する為替も90~92円まで円安が進めば過熱感からいったん85円程度まで反転する可能性がある。
また、米国株式も2月末の債務上限の引き上げ問題に不透明感があり、調整入りするリスクがある。下値メドとしては昨年3月高値の1万255円近辺が下値抵抗ラインとなりそうだ。
ただ、為替の動向が最大のポイントであり、円安傾向が続けば日本株も買われる状況は続きそうだ。したがって、為替相場をにらみながら1月下旬から始まる13年3月期の第3四半期決算の内容を反映した個別株物色の展開となろう。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
特に、21~22日に開催の日銀金融政策決定会合では追加の金融緩和策が決定しても材料出尽くしとなり、いったん調整に入る可能性が高いとみている。日本株の動きに影響する為替も90~92円まで円安が進めば過熱感からいったん85円程度まで反転する可能性がある。
また、米国株式も2月末の債務上限の引き上げ問題に不透明感があり、調整入りするリスクがある。下値メドとしては昨年3月高値の1万255円近辺が下値抵抗ラインとなりそうだ。
ただ、為替の動向が最大のポイントであり、円安傾向が続けば日本株も買われる状況は続きそうだ。したがって、為替相場をにらみながら1月下旬から始まる13年3月期の第3四半期決算の内容を反映した個別株物色の展開となろう。
出所:株経通信(株式会社みんかぶ)
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