来週の株式相場見通し=9500円挟みこう着状態、三陸沖地震の影響で波乱も
来週(10~14日)の東京株式市場は、7日午後5時過ぎに発生した三陸沖を震源とする地震に伴う被害状況によっては、波乱の展開も予想される。気象庁によると、午後5時18分ごろ東北地方で強い地震が発生した。岩手県内陸北部で震度5弱を観測しており、宮城県に津波警報が発令された。
地震や津波による被害が比較的軽微となった場合、引き続き買い意欲は強いものの、利益確定の売りも予想されることから、日経平均株価は9500円を挟んでのこう着状態となりそうだ。9300~9700円のレンジを予想する。
国内では、14日に日銀短観12月調査が発表される。衆院選が終盤を迎え、投票結果予想を横目でにらみながらの神経質な展開となりそうだ。さらに、週央(現地11~12日)にFOMC(米連邦公開市場委員会)が予定されており、追加金融緩和が実施された場合は、ドル安・円高進行への警戒感が強まりそうだ。このほか日程面では、中国11月貿易収支(10日)、10月機械受注(12日)、EU首脳会議(13~14日)が焦点となる。
地震や津波による被害が比較的軽微となった場合、引き続き買い意欲は強いものの、利益確定の売りも予想されることから、日経平均株価は9500円を挟んでのこう着状態となりそうだ。9300~9700円のレンジを予想する。
国内では、14日に日銀短観12月調査が発表される。衆院選が終盤を迎え、投票結果予想を横目でにらみながらの神経質な展開となりそうだ。さらに、週央(現地11~12日)にFOMC(米連邦公開市場委員会)が予定されており、追加金融緩和が実施された場合は、ドル安・円高進行への警戒感が強まりそうだ。このほか日程面では、中国11月貿易収支(10日)、10月機械受注(12日)、EU首脳会議(13~14日)が焦点となる。
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