電子材料がS高カイ気配、海外メモリー向けプローブカード拡販で25年3月期営業利益は2.8倍を予想

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2024/05/15 09:42
電子材料がS高カイ気配、海外メモリー向けプローブカード拡販で25年3月期営業利益は2.8倍を予想  日本電子材料<6855.T>がストップ高の3425円水準でカイ気配となっている。14日の取引終了後に発表した24年3月期連結決算で、営業利益が8億7000万円(前の期比72.8%減)と大幅減益だったものの、従来予想の3億円を上回って着地したことに加えて、25年3月期も同24億円(前期比2.8倍)と大幅増益を見込むことが好感されている。

 前期は、海外半導体メーカーに対するメモリー向けプローブカードの拡販が進んだことに加えて、売上高の増加に伴う工場稼働率の改善や高付加価値製品の受注などが寄与したという。今期は引き続きメモリー向けで需要の回復が先行している海外半導体メーカーへの拡販を進めるとともに、市場全体についても年度後半から段階的な需要の回復を予想しており、これらを取り込むことで大幅増益を見込む。

出所:MINKABU PRESS
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