午後:債券サマリー 先物は反発、長期金利0.870%に低下
7日の債券市場で、先物中心限月6月限は反発。米労働市場の過熱感が薄れるなか、日本の連休中に米長期金利が低下したことが国内債の支援材料となった。
3日に発表された4月の米雇用統計で雇用者数や賃金の伸びが市場予想を下回ったことを受け、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が再燃。6日の米長期債相場が4日続伸(金利は低下)した流れが東京市場に波及し、債券先物は買い優勢の展開となった。今週は財務省が8日に10年債入札、10日に30年債入札を実施することから上値が重くなる場面もあったが、日銀が午前10時過ぎに通知した国債買いオペで買い入れ額が前回から据え置かれたことが安心感を誘うかたちで堅調推移。午後に入ると、「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」を対象とした日銀オペを無難に通過したことや、時間外取引で米長期金利が水準を切り下げたことを手掛かりに、先物は一時144円70銭まで上伸した。
先物6月限の終値は、前営業日となる2日に比べて39銭高の144円68銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で2日に比べて0.030%低下の0.870%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
3日に発表された4月の米雇用統計で雇用者数や賃金の伸びが市場予想を下回ったことを受け、米債券市場では米連邦準備理事会(FRB)による年内の利下げ観測が再燃。6日の米長期債相場が4日続伸(金利は低下)した流れが東京市場に波及し、債券先物は買い優勢の展開となった。今週は財務省が8日に10年債入札、10日に30年債入札を実施することから上値が重くなる場面もあったが、日銀が午前10時過ぎに通知した国債買いオペで買い入れ額が前回から据え置かれたことが安心感を誘うかたちで堅調推移。午後に入ると、「残存期間1年以下」「同1年超3年以下」「同3年超5年以下」「同10年超25年以下」を対象とした日銀オペを無難に通過したことや、時間外取引で米長期金利が水準を切り下げたことを手掛かりに、先物は一時144円70銭まで上伸した。
先物6月限の終値は、前営業日となる2日に比べて39銭高の144円68銭となった。一方、現物債市場で10年債の利回りは、午後3時時点で2日に比べて0.030%低下の0.870%で推移している。
出所:MINKABU PRESS
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