秀英、前期経常を59%上方修正

配信元:株探
投稿:2024/05/07 15:30
 秀英予備校 <4678> [東証S] が5月7日大引け後(15:30)に業績修正を発表。24年3月期の連結経常利益を従来予想の1.4億円→2.3億円(前の期は4億円)に58.9%上方修正し、減益率が64.0%減→42.9%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の4.5億円→5.3億円(前年同期は6.3億円)に19.1%増額し、減益率が29.1%減→15.6%減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当社グループでは、2024年3月27日の「特別損失の計上及び業績予想の修正に関するお知らせ」において、2024年3月期通期連結業績予想数値の修正(以下、当修正数値を「予想」と言います)を公表しましたが、その後の決算作業を進めた結果、改めて業績予想を修正することとなりました。 売上高におきましては、決算日までの春期講習募集に係る結果が好調に推移したことを主な要因として、予想を上回ることとなりました。 営業費用におきましては、3月度の教材棚卸数の予想を誤ったことにより教材費を見誤ったこと、システム開発において委託業者を変更したことによる費用削減効果を反映していなかったこと、を要因として、予想と比較して63百万円減少することとなりました。 親会社株主に帰属する当期純利益におきましては、静岡県の閉鎖済み1校舎について譲渡契約締結による固定資産売却益を13百万円計上したこと、最終的な減損損失が予想における見積額に対し下ぶれて確定したこと、を要因として予想を上回ることとなりました。 この結果、2024年3月期通期連結業績予想は、予想と比較して、売上高は24百万円の増加、営業利益は87百万円の増加、経常利益は86百万円の増加、親会社株主に帰属する当期純利益は134百万円の増加となりました。
配信元: 株探

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